« 「大救出・奇跡の生還者」に関する自薦記事集 | トップページ | 巨顔ネコ出現?《まぎらわしさ7》&新企画予告 »

September 27, 2004

フィリピンの吸血鬼アスワングを少年がライフルで撃退?《ありえる度2》

フィリピンには、アスワング(aswang)という吸血鬼がいるとかいないとか。「吸血鬼(神威 直刀の片寄った吸血鬼考察)」というサイトには、次のような記述がある。

アスワング フィリピンの女吸血鬼です。 昼間は人間とまったく変わらない生活をしていますが、夜になると「キキキーッ!」という奇声をあげて空を飛び回り、人間の子供に襲いかかります。 その方法は、空中に止まりながら物凄く長い舌を屋根の小さなひびや割れ目から差し込み血を吸います。 特徴は、食事のあとの、まるで臨月の妊婦の様な下腹の膨らみです。それは朝になると元に戻ります。 また、アスワングに影を誉められると、その人はまもなく死ぬといわれています。

まあ、イプピアーラと同様、アスワングもまた昔の人の空想の産物と考えるのが妥当なようにも見えるのだが、フィリピンのニュースサイトSun.Star Davao Onlineには、9月25日付けで二人の少年がアスワングに襲われたとする記事が掲載されている。

9月22日のことであった。フィリピン南部で暮らしている16歳のタタ・ポラス少年は、14歳の弟と共に田んぼ脇の掘っ立て小屋に泊り込んでいた。少年たちの両親は、田んぼから数メートル離れた家で眠っていた。一家の田んぼで飼っているアヒルを守るために泊り込んでいた少年たちがアスワングの襲撃を受けたのである。

最初、掘っ立て小屋の外から「キキキー」という不気味な音が聞こえてきた。そしてタタ少年が異様な気配に気づいたときには、肩までの高さが1メートルはあろうかという巨大な犬が弟の首に今まさに食らいつこうとしていた。

こんなアスワングだったら襲われてみたい?タタ少年は、すかさず単発式ライフル銃!を手に取り、アスワングに向けて発砲した。アスワングは、そのまま逃げ去り闇の中に消えた。

近所の住民が銃声に驚いて駆けつけたときには、タタ少年が闇の中を指差して「アスワングだ!アスワングだ!」と叫んでいた。ライフルの発砲により、弟は右足に傷を負い、すぐに病院に運ばれた。

地元のラジオ局がこの話を伝えたが、付近の住民からは、タタ少年が空想と現実を混同してしまっただけではないかという声も聞かれた。

しかし、自分自身の経験、あるいは友人や身内から聞いた話を根拠として、少年たちがアスワングに襲われた話は信じられるという声も聞かれたのである。

それにしても、16歳の少年にライフルを持たせていたなんて、フィリピンでは法的に問題がないのだろうか。同じようなことが日本で起きたとしたら、少年は警察署で取調べを受け、刑事に次のように追及されるに違いない。

「お父さんの猟銃を持ち出していじっていたうちに、眠っている弟の脚を誤って撃ってしまった。そうだろ? とっさにアスワングのことを思い出して、言い訳にしたんだろう?」

まあしかし、実際、アスワング以外の何かに襲われた可能性もゼロとはいえない。アスワングが何か未知の生き物である可能性もゼロとはいえない。アスワングに相当する未知の生物が実在する「ありえる度」は「かろうじてありえないと言い切れない」ことを意味する2ポイントにしか評価できないが。

ありえる度2■■□□□□□□□□

ともあれ、藤岡弘探検隊の次なるターゲットの候補にフィリピンの吸血鬼アスワングを加えてもらいたいものだ。


■News Source: Sun.Star Davao - Boy survives 'aswang' attack

当ブログの全記事一覧を見る

2004 09 27 | 固定リンク

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/64306/1959688

この記事へのトラックバック一覧です: フィリピンの吸血鬼アスワングを少年がライフルで撃退?《ありえる度2》:

コメント

コメントを書く