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August 26, 2004

羊の場合は仲間の写真を見せると気持ちが落ち着くらしいが《共通性3》

クローン羊のドリー君 (c) NationalGeographics羊を一頭ずつ暗い納屋に入れ、ストレスを与える。心拍数を計り、採血し、メェーと鳴く声のレベルをチェックする。そこで写真を見せる。三角形の写真、ヤギの写真、そして羊の写真。

イギリスの科学者たちがそういう実験を行ったところ、羊にほかの羊の写真を見せると羊のストレスが緩和されることがわかった。

人間が愛する人の写真を見て心和まされるのと共通性があるという。本当だろうか?

人間を1人ずつ暗い部屋に入れ、ストレスを与える。心拍数を計り、採血し、息遣いなどのレベルをチェックする。そこで写真を見せる。三角形の写真、羊の写真、そして人間の写真。

ほかの人間の写真を見せると、人間のストレスが軽減されると言い切れるだろうか。赤の他人の写真の方がまだマシかもしれない。「最愛の人」のはずの家族などの写真を見せると、逆にストレスが高まることだってあるのではないか。むしろ、ネコやイヌの写真の方がストレス緩和効果が高いかもしれないくらいだ。

人間社会って、相手が家族だろうが友人だろうが恋人だろうが同僚だろうが上司だろうがスポーツ仲間だろうが、共感と反感が微妙に入り混じった緊張感の上に成り立っている。羊社会とはちょっと違うのではないか。よって本件の共通性は、3ポイントくらいにしか評価できない。

ところで、羊は一般に考えられているほど、お馬鹿ではないようだ。

上記の科学者たちが行った別の実験によると、羊は、自分以外の羊の顔を少なくとも50頭分は記憶できるらしい。正面から見た顔だけでなく、横顔も記憶するという。

人間の場合、他人の顔を覚える能力については、個体差が大きい。水商売で成功するには、一回でも店に来てくれた客の顔を覚えられる能力が大事だというが、筆者の場合、あんまり人の顔を覚えるのは得意ではない。特定のシチュエーションとセットでなら、まだ覚えている。

たとえば、相手がいつもの場所で仕事をしているのであれば、思い出せる。だが違う場所でばったり会ったりすると、さっぱり分からなかったりする。挨拶してこられたら一応挨拶を返すが、結局、最後までどこの誰だかわからなかったりする。


■ News Source: IOL - A Step Beyond - Sheepish portraits can calm woolly nerves

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