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July 28, 2004

トランクから人間の腕が・・・《まぎらわしさ7》

北京市内の道路北京でタクシードライバーをしているCさんは、ある日、とんでもない光景を目撃した。前の車のトランクから人間の腕らしきものが突き出していたのだ。

これは殺人事件だ。きっと死体を運んで逃走中なのだ。そう確信して彼は警察に通報した。彼自身も問題の逃走車両を追跡したかったのだが、あいにく客を乗せていた。

殺人事件騒ぎで市内は騒然とした。警察は捜索の末、確かにトランクから腕が突き出している車を発見し、停車を命じた。運転手は、妙にバツの悪そうな顔をしている。殺人犯には見えない。

二人の警察官がまず、その腕が本当に人間のものであることを外から確認した。そして恐る恐るトランクを開けた。中には女がいた。死んではおらず生きていて、運転手よりもっとバツの悪そうな顔をしていた。運転手の妻だった。

警察官は夫の方に一応理由を問いただしたが、運転手を合わせて5人が乗車しており、その理由は聞くまでもないことだった。乗車定員5名の車に6名乗っているのが見つかると、切符を切られるからというのがその理由。

本件のまぎらわしさは、車のトランクから人間の腕が突き出していても死亡しているとは限らないことを考慮し、7ポイントと評価しておこう。

ところで、妻が腕を突き出していたのが騒ぎの元になったわけだが、トランク内に新鮮な空気を取り入れるためにトランクリッドが完全に閉じないようにしていたのだという。酸欠の防止という意味では実に正しい判断であった。

夏場の場合は、熱中症から死に至るリスクもある。たとえば、2002年7月30日には、東京都江戸川区で以下のような事例があった。

30日未明、東京都江戸川区内の運送会社の駐車場で、止めてあったクルマのトランクの中で知的障害者の少年が倒れているのをこのクルマの所有者が発見、警察に届け出た。少年は病院に収容されたが、すでに死亡していた。死因は熱中症による脱水症状とみられている。

警察の調べによると、この少年は29日の午後、現場付近で遊んでいるのを最後に行方がわからなくなっており、両親が警察に捜索願を出していた。少年には軽度の知的障害があり、遊び場としていた駐車場を離れることもなかったため、何らかの事件に巻き込まれた可能性があるとして周辺の捜索を行っていた。

ところが30日未明になり、この駐車場に止めてあったクルマで帰ろうとした運送会社の社員がトランクを開けたところ、内部で少年が倒れていることを発見し、警察に届け出た。少年は病院に搬送されたが、熱中症が原因とみられる脱水症状ですでに死亡していた。

警察は遺体を司法解剖する方針だが、目立つような外傷が少年の体に見られないことから、クルマの周辺で遊んでいるうちにトランクへ入り込み、ロックされたために脱出不可能になったとみている。

(レスポンス: http://response.jp/issue/2002/0731/article18668_1.html より引用)

走行中の車の場合は、酸欠のほか、廃棄系統から漏れ出した一酸化炭素により中毒死してしまうリスクもありそうだ。冬場の場合は凍死のリスクもある。

やむをえない事情によりトランクに隠れるときは細心の注意が必要といえるだろう。

なお、熱中症については、夕刊フジブログに詳しい記事があるので一読をお奨めしたい。


■ News source: Ananova - Quirkies - Arm in boot sparks scare

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2004 07 28 | 固定リンク

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