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July 31, 2004

80円カツアゲした十代の少年に懲役22年判決《公平さ10》

トルコの紙幣・・・額面は大きいが通貨価値は低い。上から2番目が80円弱相当の100万リラ先日、トルコ共和国では、2人の被害者をナイフで脅し、たった80円ほどのお金を奪い取っただけで、6名の容疑者に11年から22年の懲役刑が言い渡された。

トルコ共和国の平均月収は、正確な数値ではないが、だいたい3万円から4万円と言われる。日本の10分の1の所得水準としても、800円相当。たったこれだけの金額を脅し取っただけで、22年の刑とは・・・。しかも被害者に怪我を負わせていなかったらしいのである。

まあ、これだけなら国それぞれ罪に対する重み判断も違うで済まされるかもしれないが、容疑者の年齢を聞くと耳を疑う。容疑者6名は、いずれも犯行当時、日本の小学6年〜中学3年相当の年齢だった。最年少が11歳、最年長が15歳。

この少年たちは今回の判決が下るまでの間、2年間も拘置されていた。それだけでも驚きなのだが、先日、懲役11年から22年の実刑判決が下されたわけだ。当然、彼らの弁護人は最高裁に上告したが、この判決が覆らなければ、犯行当時11歳の少年がこれから11年間、最年長(15歳)が22年間も刑務所で暮らすことになる。

当地の裁判官は、大人の分別をわきまえていて当然の年齢だというのだ。10代の少年も大人と同等に扱うというこの「公平さ」、満点の10ポイントに値する。「公平」であることが必ずしも正しいとは限らない。「公平さ」=「融通のなさ」と考えるべき場合も多い。われわれの目には、どうしてもこの公平さは異質に映る。

10代の子供がいる日本人は、トルコに移住しない方が無難だ。会社から駐在を命じられても単身赴任にしておくべきである。


■News source: Ananova - Robbery of 37p leads to 22 years in jail

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2004 07 31 | 固定リンク

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